ポケモンBGMクイズの記録・反省

京ポケ2回生、はるカイロです。

時は8月9日(火)、サークルの企画でポケモンのゲームのBGMリスニングクイズを行いました。本記事はその記録となります。

配布した資料の問題のみを載せ、そのあとに解答・解説を記します。本記事に実際に流した音源の方はありませんのでご了承ください。

問題

問題(画像ファイル)

問1. このオープニングを聞くことができるソフトとして正しいものを次から1つ選べ[(1)のみ]

問2. BGMの冒頭部分を聞き、そのBGMが何か答えよ。[(1)から(8)まで]

問3. 流れるBGMの原曲として正しいものを次から選べ。[(1)から(3)まで]

問4. このBGMが流れているときに戦っている相手を答えよ。
(1)1人答えよ。(2)3人答えよ。(3)答えよ。

問5. これから問題1つにつきBGMを3つ流す。それらから想起される共通点を答えよ。また、(1),(2)において、3つの BGM はそれぞれ何か答えよ。[(1)から(3)まで]

問6. 次のBGMが流れるゲームの作品名を答えよ。[(1)から(4)まで]

問7. 次に流すのは逆再生したBGMである。曲名を答えよ。[(1)から(4)まで]

問8. このBGMが流れる場所を答えよ。但し、地方よりも広範囲のものは解答として認めない。[(1)から(5)まで]

曲名や作品名を答える場合はその厳密性を問わない。大体特定できればOK。

 

解答・解説

解答(画像ファイル)

↑ 実際に出した文書の画像ファイル版。
纏まっているので、答えだけ見たい場合はこれが一番いいと思います。
一応点数配分とかも書いてあります。


問1

(1)②ブラック2・ホワイト2

合法的に企画のオープニングBGMを流せる絶好の機会だ。
伝説のポケモン(キュレム)が出ている画面の時に、重厚感のある低音が絶望感を掻き立てるようで特徴的である。

 

 

問2

イントロクイズ~~~~!

小問は全部で8問あり、現在登場している8つの地方それぞれから選んだ。この発想は1つ上の先輩であるかんちゃろーさんから頂いたもので、答えの予想が効きやすいこと、偏りが出すぎないことなどのメリットから採用に至った。どれもイントロがまあまあ特徴的な曲で、且つ最初の方の問題なので難易度は最低レベルまで下がるような選曲をした。

ちなみにかんちゃろーさんらが嘗て開催していたBGMクイズの資料はこちら↓
BGMについてあつく語るスターミーの記事(面白くない) - ちゃろちゃろ日記

(1) しぜんこうえん HGSS

とっても綺麗なBGM。メロディー運びが自然公園という環境の穏やかさを彷彿とさせる。ちなみにこれは金銀の頃のBGMのアレンジなのだが、イントロ部分はHGSSから新たに追加されたものである。良アレンジだあ。

(2) 戦闘!ゼルネアス・イベルタル XY

伝説のポケモンとの戦闘BGMとしては明るい曲調である。その主旋律に使われる音程や高めのBPMからは激しく追い立てられるような印象を覚える。

(3) 戦闘!ユクシーエムリットアグノム DPPt

所謂UMA戦。草むらでポケモンと出会ったときにいつもと違うBGMが流れるというのはやはり印象的であろう。アカギ戦でも使われていたようなベースの音が本当にカッコいい。

(4) シュートシティ 剣盾

ガラルの北の方にある町。物語も終盤に差し掛かった時に訪れる町で流れて、これから始まる物事の壮大さやチャンピオンとなる将来を予感させるようなBGMだ。このイントロはすごいとっくんやランクバトルの参加権付与の時、あとガラルスタートーナメント周回の時にアホほど聞いた。

(5) 戦闘!アクロマ BW2

BW2でプラズマ団の一員として新たに登場した科学者、アクロマとの戦闘で流れるBGM。メロディーから楽器から全体的に不思議な感じで、長調短調もよくわからない。今回はイントロクイズなので流れなかったが、カウントダウンを言う声が入っているのも特徴的だ。

(6) 戦闘!伝承者ヒガナ ORAS

主旋律のバイオリンから紡がれるメロディーラインが美しく、それに高めのBPMが合わさり、こちらの手持ちにいるメガレックウザのデルタストリームともマッチしていて場面もぴったりな良曲である。ちなみにORASレックウザの厳選をしようとするとヒガナ戦ももれなくついてくるため、人によってはアホほど聞いた。

(7) ラストバトル 赤緑

初代のチャンピオン、グリーンとの戦闘で流れるBGM。特に印象的なのがまさにこのイントロ部分で、暴れ狂うピロピロ音が如何にも例えがたい凄みを醸し出している。よくもまあこんな音運びを思いつくなあと感心してしまう。

(8) ウルトラワープライド USUM

USUMのミニゲーム的なやつ。全体的には明るい雰囲気だが、楽器の種類や途中にある転調は異世界の不思議さを表している。人によっては伝説の周回でアホほど聞いた。

 

 

問3

ここから問題が異質になる。問3は原曲当てクイズだ。原曲というやや曖昧なテーマであることから、ただ単に答えさせる形式では複数の回答が出てしまう可能性があるため、今回は選択肢問題とした。

(1) ②ハクタイの森

流したのはLEGENDSアルセウスの奥の森で流れるBGM。奥の森のBGMは2つあるが、ハクタイの森の主旋律をそのまま使っている方を選んだ。レジェンズのフィールドBGMは最初の方が静かなものが多く、主旋律に入るまでに時間を要する。一応45秒程度流すとハクタイの森でおなじみのあの音が流れるので、その辺りまで流した。レジェンズの曲だとわかったからシンオウ地方のハクタイの森を選ぶルートとかもあるので、結構予想が効く構造にしてある。

(2) ① 戦い(VS野生ポケモン)

流したのはXYの「戦闘!ミュウツー」である。三鳥もまたこのBGM。赤緑では伝説専用BGMというのが存在せず、ミュウツー戦や三鳥戦は通常の野生ポケモンと同じBGMだった。原曲が流れるまで50秒ほどかかるので、それに差し掛からないくらいのところまで流した。
(3) ② コトブキシティ

流したのはXYの「一曲いかが?「コトブキシティ」」というBGMで、エイセツシティの民家に流してくれるNPCがいる。美しいピアノアレンジで、少しリズムも変わっており軽快な曲調となっている。コトブキシティのBGMは今回流したXYのもののほかに、BDSPのコトブキシティレジェンズのコトブキ村と、幾度もアレンジがなされている。どれも好きだ。

 

 

問4

戦っている相手は誰?という問題。ただBGM名を当てさせる形式でないのにはそれなりの意味がある。

(1) コルニ

XYの「戦闘!継承者コルニ」を45秒ほど流した。これは主人公がメガリングやルカリオナイト、ルカリオを貰うときのイベント戦で流れる曲で、戦う相手は「けいしょうしゃの コルニ」である。コルニの肩書きはジムリーダーではないこともあり、通常のジムリーダー戦とはBGMが異なるとはいうものの、一応ジムリーダー戦の面影を残すBGMとなっている。ストーリー上では一度しか流れないが、レートなどでは「音楽5」にすると聞けるので、嘗てやっていた人はなんやかんや耳に残ってるのではないだろうか。
ところで問題は「1人答えよ」なので、ルカリオは誤答になる。

(2) ワタル・ダイゴ・シロナ

ポケマスの「戦闘!ワタル・ダイゴ・シロナ(ポケマスアレンジ)」を1ループ分流した。原作のワタル・ダイゴ・シロナ戦という3つのBGMを混ぜてがっちゃんこした激ヤバなBGMである。それぞれの個性を残しつつも自然に繋がっているところが素晴らしい。私が今でもポケマスを続けているのは、やり始めた当初にまさにこのBGMを聞いてひどく感服したからである。ポケマスは本当に良アレンジが多いので、是非に。
仮にポケマスをやっていなくてもよく聞けば知っているフレーズがあるため、予想して解答可能なので問題としても扱いやすかった。というかどの3曲も主張が強いので難易度は低めである。問題は「3人答えよ」なので、存在しない4つ目を探してしまうようなミスリードは防いでいる。

(3) ダークマター

ポケダンの「ダークマター戦 セカンド」を1ループ。ダークマターとは超ダンのラスボスである(ネタバレ)。まず謝らなければならないのだが、私は超ポケダンはエアプである。というかポケダンシリーズは全てエアプである。それのもかかわらずこの曲を選んだのは、やはり曲自体の類稀なカッコよさが理由だ。出だしのコーラスで聞き手を注目させ、壮大なイントロで感情を揺さぶってくる。後半のコーラスからは一気に盛り上がりを見せ、丁寧な音運びが心をがっしりと鷲掴みにしてくる。全体を通して揺さぶるをかけてくるところはまさにラスボス戦というに相応しくあろう。なんだこれは。カッコよさすぎる。
問題は「答えよ」。上の問題との比較から、正答が人ではないことを表している。なんならポケモンでもない。
ところでこの曲はゲーム内の別のBGMのアレンジが混ざっているのだそう。きっと、きっと原作をやった方がいい。

 

 

問5

共通点クイズ。各問でBGMを3つ流すので、どれか2つでもわかれば一応共通点を導き出せるようにしている。

(1) 共通点: ウルトラスペースで流れるBGMである。
 1番目: ウルトラデザート UM
 2番目: ウルトラプラント USUM
 3番目: ウルトラフォレスト US

ウルトラデザートはフェローチェ、ウルトラプラントはデンジュモク、ウルトラフォレストはカミツルギがいるウルトラスペースの名前で、BGMもそれぞれをイメージしたものとなっている。1番目のウルトラデザートは美しさを突き詰めたようなBGMで、幻想的で上品な印象を受ける。歯医者で流れていてもおかしくない。2番目のウルトラプラントはリズミカルなでお茶目さのあるBGMで、照明のON/OFFや工場の機械的な動きといったものが想起される。3番目のウルトラフォレストはまさに和風といった感じである。
いずれもそれぞれのウルトラビーストを彷彿とさせるもので、曲の雰囲気は全く異なっているので、共通点があるようには思えないだろう。ウルトラサンだけしかやっていない、もしくはウルトラムーンだけしかやっていない場合でも、2つはゲーム内で聞くことができるので共通点を割り出すことができ、あと1つもウルトラビーストの特徴からなんとなく想像できるようにした。
また、今回は選ばなかったものの、マッシブーンがいるウルトラスペースであるウルトラジャングルのBGMは必聴だ。ネタバレは伏せたいが、筋トレ用BGMのようであり、一度聴いたら忘れられないだろう。そして、本問の3番目のウルトラフォレストは、和風なカミツルギとマッチしていると思えるのだが、対の存在であるテッカグヤもモチーフのかぐや姫などから和風なイメージがあろう。そんなテッカグヤのウルトラスペース、ウルトラバレーのBGMはどうかというと、和風な雰囲気や上品さなどとはかけ離れた力強い低音が鳴り響く独特なものになっている。どちらかというと自然の脅威を表したようであり、巨体を持つテッカグヤのおっかなさを示している。ちなみにウツロイドのウルトラスペースはウルトラディープシーで、これは前作のストーリー上で訪れたときと同じBGMが流れる。さて、ここまで来たら残りのアクジキングも語らずとはいかない。アクジキングのいるウルトラスペースのウルトラビルディングは壊滅した町のようなマップなのだが、元の世界のハウオリシティにそっくりなのだ。BGMもハウオリシティ(昼)のBGMを逆再生して加工したものになっている。

 

(2) 共通点: こおりタイプのジムがある町で流れるBGMである。
 1番目: キッサキシティ(夜) DPPt
 2番目: エイセツシティ XY
 3番目: セッカシティ BW BW2

1番目はシンオウ地方キッサキシティ(夜)。この曲は初めて聞いたときにかなり大きな衝撃を受けたころをよく覚えている。まず初めに1音1音と音が鳴ってゆくが、それらは不協和音に近く、厳しい環境への不安を掻き立てる。それからだんだんと音が増えてゆくと段々と整ったメロディが構成されることで、雪の美しさや雪原の高潔さが表れてくる。フィールドのBGMでこんなものがあって良いのか、と思ってしまうほど本当に不思議で異質なBGMである。ちなみに昼は雪っぽい効果音があるのでより分かりやすい。2番目はカロス地方のエイセツシティで、どことなく悲しげな雰囲気を漂わせるBGMとなっている。アニポケの方でも悲しい場面でこのBGMのアレンジが流れており、アニメ履修勢ならばゲームをやっていなくても聞いたことがあったかもしれない。3番目はイッシュ地方セッカシティ。全体的にアップテンポで、自然と踊りだしたくなるような明るい曲調をしている。これらから導き出せる共通点は、いずれもこおりタイプのジムがある町のBGM、ということになる。2番目を聞いた時点で3番目が予想できたとの声もあり、流石だなあとなった。
ちなみに他のこおりタイプのジムはチョウジタウン(ヤナギ)やキルクスタウン(メロン)があるが、チョウジタウンのBGMはヨシノシティのものと同じであること、キルクスタウンはマクワのいわタイプのジムの場合があることから、問題は自ずとこの3つになった。こおりタイプのジムリーダーで言うと、一応新作に出てくるグルーシャさんも当てはまる。

(3) 共通点: シャンデラに関連するBGMである。

これは黒蜜くん問題。でも一応お話はする。
1番目はポケパーク2のゴージャスダンシング。ポケパーク2はエアプなのだが、ポケモンスマッシュポケモンサンデーかで紹介されていた時、ああなんて楽しそうなゲームなんだろうと子供心に思ったのを覚えている。ポケパーク3待ってます。2番目はポッ拳もミステリーカーニバル。テストプレイの時に、何か聞いたことがあるな……? と思ったが、これはポッ拳シャンデラ紹介動画で流れていたBGMである。ポッ拳シャンデラはあざと可愛いので紹介動画も繰り返し見ていたのだが、なんやかんや耳に残ってしまっていたらしい。ゴーストの不気味さにお茶目さを加えたようなBGMだ。そして3番目はポケマスからシキミ戦のBGM。はい、私の領分。ポケマスにはチャンピオンバトルというモードがあるのだが、ここで戦える四天王は一人一人に特有のBGMが存在している。もととなっているのは原作の四天王戦で、シキミさんはイントロにある怪しい笑い声やヴァイオリンの音によるドラマティックな雰囲気でイメージに合ったアレンジがされている。太っ腹なことに、なんと他の地方の四天王もカロス地方を除いた全員でアレンジがある。どれも良アレンジなのでぜひ聞いていただきたい。私はギーマさんが好き。

 

 

問6

BGMが流れる作品を答えよ……という問題だが、これは難易度調整をミスった。難しすぎる。これこそ選択肢をつけるべきだっただろう。

(1) ポケとる

対伝説ポケモンのときに流れるBGM。ポケとるのBGMの中でもかなり壮大で、伝説のポケモンの神聖さや雄大さを醸し出しているような、ポケとるのキャッチ―なデザインからは考えられない程にカッコいいBGMになっている。ちなみにこちらがメガシンカするとBGMが切り替わるので、実はそんなに長く聞けない。

(2) ポケットモンスター X・Y

ポケモンの村で流れるBGM。ポケモンの村はエイセツシティに隣接する迷いの森を抜けたところの場所で、ただ広い花畑とゴミ箱があるだけのマップになっている。さらに奥の名無しの洞窟にはミュウツーが出現する。ストーリー上で絶対に行かねばならない場所なので、聞いたことのある人は多いはずである。BGMはそれとなく間抜けな印象で、空回りした明るさのような感じは逆に不気味さを醸し出す。なんとなく本編のBGMではないように聞こえるため、作品を答えろという形式ではなかなか出てきづらいかもしれない。

(3) シキジカのシーズンパレット

ポケモンだいすきクラブで遊ぶことができたゲームの1つ、シキジカのシーズンパレットが答えである。何だこのゲームは。一言で言うとと1種のパズルゲームで、私が小学生の時に狂ったようにやりこんでいた。流れるBGMは概して和風で、美しい四季の変遷を彷彿とさせる雅やかさを備えている。このBGMは某BGM投票系サイトでも様々な部門で上位に入っているような愛され具合を見せており、実は界隈では有名なのかもしれない。残念なことに現在はポケモンだいすきクラブで遊ぶことはできないが、一部の人間の記憶に深く刻み込まれている、そんな良ゲーと良BGMなのだ。

(4) ポケモンバトルレボリューション

これは黒蜜くん問題。
バトレボにおけるゲートコロシアムのマスター、ジョーとのバトルで流れるBGM。一聴しても戦闘曲かどうか判断に困るようなBGMで、見世物や娯楽としてのポケモンバトルを思わせる。私はエアプなので詳しくは知らないのだが、バトレボはいろんな特殊ルールがあって面白いのだそう。サの企画で何か輸入するのもアリかも。

 

 

問7

黒蜜くん問題。上に載せておいたかんちゃろーさんの記事に書いてあったので、普通にパクりました。

 

 

問8

流れる場所を答えよ、という問題。最後の問ひなので、難易度はそれなりに高めに設定。

(1), (2), (3)

これらは黒蜜くん問題。

(4) ジーヴルシティ

ポケモンUNITEにおけるバトルフィールドの1つ、ジーヴルシティで流れるBGMを出題した。クイックバトルの疾走感に加えて、フィールドのイメージと合った冷たさや緊張感があるのが特徴である。私自身ユナイトは嗜む程度にしかやっていないのだが、このジーヴルシティのBGMは何度も聞きたくなってしまうように感じられ、とても心に残っている。

(5) ミュージカルホール(ライモンシティ

本企画の最終問題。流したのはBWのポケモンミュージカルにある演目の1つ、「ポケモンセンターDEオシャレ♪」で流れる曲だ。あろうことか、ポケモンセンターのBGMをミュージカルという形でアレンジするという特異なことをしている、さらに驚くべきなのは、実際にプレイしたら分かるのだが、なんとこの曲には歌詞もつけられているのだ。そんな歌詞や曲調からはファッションについてあれこれ思う少女のような様子が伺えて、ポケモンセンターのBGMアレンジであることはわかるのに印象が随分と違うという曲になっている。

 

 

反省点

たくさんあります。

まずは難易度設定だ。問4あたりまではまあまあ簡単くらいにしていたのだが、問5から豹変して一気に難しくなったようだ。問5の(1)は、異なる雰囲気の曲なのに何か共通点があるという点で面白いと感じたため出題したが、USUMどちらもやっていない人にとっては何もわからないという悲惨なことになっている。問6はどう考えてもやりすぎだ。外伝作品を出題するときは、どうしてもプレイしてますか問題になってしまいがちである。問4の(2)では上手くそれを避けて推測で答えられるようにしているのだが、問6ではそのまま殴りかかってしまっているので良くない。特にシキジカのやつは満点崩しとしても酷いと思う。改善案としては、作品を聞くような問題では選択肢をつけるというのが妥当であろう。

そして自己採点の後に我々が解説を行ったが、だらだらと喋り続けて尺を取りすぎてしまったと思う。話す内容もぼんやりとしか決めていなかったので、支離滅裂な発言もしていた。「一言で言うとワッショイって感じ」とか、「歯医者で流れてそう」とか、ちょっと何言ってるかわからない。そもそも企画の主催を務めるのが多分初めてなので、台本を作っておくなど下準備はしておくべきだったかもしれない。

本企画の問題や解答を作り終えて準備が完了したのは、実は企画開始の5分前になる。あまりにもギリギリすぎるだろう。なんなら点数を企画中に調整するという暴挙にも出たように、圧倒的に準備が足りていない。

また、これはBGMクイズの宿命ではあるのだが、BGMを流すのにもそれなりの時間を要するため、聞き手がだれるのが避けられない。特に全く知らない曲を何ループも聞かせられるというのはどうしても退屈さを伴ってしまうだろう。その辺りは選曲でもある程度抑制できそうだとは思うのだが、どれくらいの時間BGMを流すかというのは要調整だ。

 

 

おまけ

BGMクイズのボツ問題がいくつかあるのだが、そのうちの1つを紹介する。

ボツ理由としては、もはやBGMクイズではないということ。ただそれなりに頑張って作ったので一応残しておく。

 

問. 次の楽譜にふさわしいタイトルをつけよ。

 

おわりに

熱く語りすぎてしまいました。

今後また誰かがBGMクイズをやるときに参考にしてもらえたらいいなとの思いを込めてこの記事を書きましたが、拙い文章力の所為で纏まりがなくただ長ったらしい文章を連ねてしまっていますね……

さて、BGMクイズはこのように、出題者側の趣向がこれでもかというほど出ます。申し訳ないことに、原作で言うと金銀やRSE、外伝ではノブナガの野望やポケまぜなどは触れすらもしませんでした。今後もし開催するようなことがあれば、是非フレッシュな方にお願いしたいところです。

最後になりますが、突然の開催になってしまったにもかかわらず今回の企画に参加してくださったサークルの皆さん、一緒に企画を遂行した黒蜜くん、そしてここまで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

BGMはいいぞ。

 

 

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